2017-08

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

カメラブレを減らすための工夫について

このところのチェンマイは雨季真っ盛りで、天候は大変不順で、撮影日和の好天はたいへん少なく、
昨日のように、たまに良い天気と思って出かけても、天候が急変して雨になる、というようなことも多く、
撮影のアクティビティは大幅な低下を余儀なくされております。

北タイの雨季は、9月の末ごろまで、まだまだもう4ヶ月ほど続きますので、焦ってもどうにもなるものではないので、最近はちょっと撮影機材を見直しております。

最近の一番の悩みは、カメラブレによって鮮明度の上がらない写真の多いことです。
昔の35ミリカメラの画角で言うと600mm相当、と言う長焦点のレンズのついたカメラを
手持ちで使っているので、カメラブレとの戦いは宿命のようなものですが、
そうは言ってもあきらめるわけには行かず、少しでもカメラブレの少ない鮮明な写真を撮るために
無い知恵を絞っています。

目標の野鳥が晴天の下にいてくれる時は、レンズの絞りを少々絞ってもかなり高速のシャッターが
切れるので、カメラブレの心配は先ず無いのですが、日が翳った時の木陰はかなり暗くて、
ましてや林の中などに入ると昼間でもうっそうとしていて、そういうところにいる野鳥を
撮影しようとすると、カメラの感度をISO800まで上げてやってもシャッター速度が
30分の一秒以下になることもしばしばです。

私の使っているカメラには一応手ぶれ補正装置がついているのですが、
私の使用機材の組み合わせでは、カメラブレの心配を余りしないで切れるシャッター速度は
今のところ、250-300分の一秒程度で、それよりも遅いシャッターを切ると
歩留まり(成功率)がかなり下がります。

でも、これでは無駄なショットが多くて、ここ一番と張り切って撮影した画像が
カメラブレで使い物にならなくて歯ぎしりの目にあうこともしばしばで、
何とかこの問題を解決(改善)したいものと悩んできました。

ご承知のように、望遠レンズのついたカメラを手持ちで構えて、遠くの物体を
ファインダーを通して覗くと、どうしてもゆらゆらと揺れて見えますが、何とかして
この揺れを抑えたいものだと、まず、この揺れがどこから来ているかを考えて見ました。

カメラブレの起きるメカニズムについて考えてみると、カメラ(レンズも含めた一つの系として)が
上下左右に動くことによるカメラブレと、レンズの中心線が回転する事による
カメラブレがあると
思うのですが、後者の方、それも、中心線を軸としての回転よりも、中心線上の一点を
中心としての回転(つまり、中心線の傾きが変化すること)よるカメラブレがより深刻だと思います。

なにせ、レンズの中心線が角度としてホンの少し傾いただけで、何十メートル先の被写体は
ずい分移動してみえますので。
その点、カメラ系全体が上下左右に動く分は(カメラ系の傾きが変わらないとすれば)
1ミリの移動は100m先でも1ミリですから、よほどの接写の時以外はそれほど深刻では無いと思います。

そこで考えたのですが、カメラ系がレンズの中心線上の一点を中心として回転する時には、
カメラ系の慣性モーメントが大きなファクターになるはずですから、
カメラ系全体の慣性モ-メントを大きくしてやれば、カメラ系の回転の度合いは
少なくすることが出来ると思います。

今私の使っているカメラでは、レンズの重量は約1kg、カメラ本体は約800gで、
右手でカメラのBODYの右の部分をつかんで、左手でレンズの先端に近い部分を支えていますが、
冷静に分析してみると、その重量の殆どを右手で支えているようで、左手には殆ど重量が
かかっていないようで、左手がフラフラしやすいことによりカメラブレが発生しているような感じです。
その理由は、私の構え方にもあるかもしれませんが、なんと言ってもカメラ系の重心が
かなりカメラBODYに近いところにあるということです。

ということならば、レンズの先端部分にカウターウェイトをつけて重心を前の方に
(レンズの先端のほうに)移動させてやれば、系全体の慣性モーメントを増加させることが出来て
・・・つまりレンズ中心線の角度ブレを減らすことが出来て、なおかつ重心の移動によって
左手に負担させる重量が増えることにより安定感を増すことが出来るのではないでしょうか?

そう考えて早速、100gのナマリの棒を二本、ハンマーで叩いて細長い棒状に加工して
レンズの先端に巻きつけて、その上からビニールの絶縁テープでぐるぐる巻きにして被覆してみました。

テープの重さと合わせて230gほどの重量増加ですが、重心は目に見えてかなり前のほうに
移動して、今まで左手には殆ど重量がかからなかったのが、左手にもかなりの重量が
かかるようになり、左手がフラフラする、と言う感じは大幅に減少しました。

早速ファインダーを覗いて見ると、遠くの景色の揺れ具合がはっきりと減っているのが
分かります。
定量的な測定は出来ていませんが、見当では半分くらい、またはそれ以下に減っているような
感じです。

テスト撮影もしてみましたが、100分の一秒くらいのシャッター速度でのブレ率は
かなり下がったような感じです。

というわけで、未だ現場でのテストはしておりませんが、窓の外の景色(窓から見える
景色の中には、日頃から私がレンズテスト用に設定しているターゲットがたくさんあるのです)
を色々と撮影してみたところでは、かなりの効果がありそうです。

ただ、全体の重量増加としては15%くらいなのですが、カメラを持った感じでは50%以上
重くなったような感じがします。

実際に野鳥撮影の現場に出て効果があるかどうかにつきましては、
後日、改めてご報告させていただきます。















BLOG RANKING BANNER  ←ブログランキングに参加しています。よろしかったらクリックを!

タイランドリンクランキングバナー  ←よろしかったらこちらにもポチッとお願いできますか?

タイ・ブログランキング

「フォトハイウェー」 に、今までに当BLOGに掲載した写真を、画像アルバム「チェンマイの野鳥」としてアップしております。
まだ、全部の作業が終わっていませんが、随時追加してまいります。
よろしかったらお訪ねくださいませ。
ただ、サムネイルから画像を選択してクリックするとあまり大きな画像が開きません。
スライドショウでご覧いただくと原寸大で表示されますので、できるだけスライドショウでご覧いただくのがよろしいかと思います。

スポンサーサイト

コメント

同じ悩みです

実は私も同じ悩みを持ってます。
殆どの被写体が遠方の鳥さんなので、500mmの単焦点に1.4倍のテレコンバータを着けてますが、カメラのライブビューモードでファインダーを覘くと、風も無いのに小刻みに揺れてますね。
シャッターを電子レリーズで切っても、思わしい結果結果が得られないのが辛いです。
重心移動の件、一度チャレンジしてみようかな。

Re:同じ悩みです(06/08)

Ashgardenさん、こんにちは。
私の今回のレポートは、手持ち撮影の場合の手ぶれについて書いたものですが、ASHさんは三脚をお使いですね?
三脚を使用した時のカメラブレは手ぶれとは様相が違うと思いますが、やはり深刻な問題ですね。
当然、充分な強度の三脚を使っておられると思いますが、カメラ系のどこを三脚で支持してやるかによって、システム全体の固有振動数や振動の持続時間が相当変化しますので、支持ポイントを色々と変えてみるのは面白いと思います(工夫が必要になると思いますが)。
またカメラの三脚穴を利用して三脚を立てて、同時にレンズの先端も一脚で支持してやるのも大変有効だそうですよ。
ご健闘をお祈りしています。

-----

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://marut944.blog.fc2.com/tb.php/808-b004e8c7
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

«  | ホーム |  »

プロフィール

Khun Marut

Author:Khun Marut
"クン・マルッ"は、タイ人の友達がつけてくれたタイ名前です。チェンマイで質素に隠居生活をしています。タイ生活の色々を出来るだけ写真入りで綴って行きたいと思います。色々な話題がありますので、検索してみて下さいね。

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類 (100)
食 (22)
タイ生活 (120)
パソコン・インターネット (54)
交通 (11)
チェンマイの気候・天候 (132)
北タイの伝統と文化 (19)
熱帯魚 (40)
チェンマイの野鳥 (663)
チェンマイの自然 (143)
日本語ボランティア (2)
チェンマイという町 (12)
日常の科学 (5)

開設者にコンタクトする

名前:
メール:
件名:
本文:

最新トラックバック

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。