2017-07

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その後の「新兵器」

先月19日、26日と、二度にわたって最近日本から届いた新兵器について、「私のような使い方(三脚を使用しないでいつも手持ち撮影、フォーカシングはマニュアル)ではクリアーなショットの撮れる確率が大変低く、よほど明るいところでコントラストのはっきりした被写体を撮影するとき以外は実用にはなりにくいという結論になりそうだ」と書きました。

でも、カメラブレのないようにして、ピントを正確に合わせることが出来れば、今まで使ってきたレンズよりもクリアーな写真が撮れる事も分かったので、何とかこれを上手に使う工夫は無いものかと、もう一度取り組んでみることにしました。

そろそろネタをバラしますと、今まで主要装備として使ってきたのは、焦点距離400ミリ、開放F値5.6の単焦点マニュアルフォーカスの望遠レンズ、20年位前に製造されたものをYAHOOオークションで購入したものです。
今回の新兵器は500ミリ反射型望遠レンズ、絞り機構はなくF値は8固定です。24年前に発売され数年前まで製造されていたというロングセラーのレンズで、これもYAHOOオークションで安く手に入れました。

まずカメラブレ(私の場合は手ぶれ)の問題ですが、400ミリから500ミリに25%焦点距離が長くなっただけで、手ぶれの発生する度合いが全然違うというのはどうも理解しにくいので、いろいろと考えてみたのですが、
原因と考えられることに思い当たりました。

と言いますのは、400ミリレンズ(重量は1kgくらい)はかなりの長さがあって、カメラ+レンズの重心はかなり先の方にあり、レンズの中心部よりも先の方を左手で支えてカメラを構えたときに、カメラ+レンズの重量のかなりの部分(50%以上)を左手で支えることになります。
一方、500ミリレンズはレンズの重量が500gほど、全長も反射型の特徴として大変短く、カメラ+レンズの重心はカメラとレンズの接合部(マウント)の辺りに来ますので、これを構えると、左手には殆ど重量がかからず、右手だけでカメラを構える様な感じになってしまい、左手がカメラの安定保持のために働いてくれません。
もう一つ、力学の基礎を勉強された方はご承知と思いますが、
カメラ+レンズの慣性モーメントの大きさがかなり違います。
つまり、400ミリレンズの方は重くて長い、しかもしかも質量のかなりの部分が前部に分布しているので慣性モーメントが大きく、これが手ブレ防止に大いに役に立っていると思うのです。

では、500mm反射型望遠レンズの慣性モーメントを大きくすることは出来ないだろうか?と考えて、レンズの先端に取り付けるレンズフードに鉛の板を巻きつけてみることにしました。
鉛の板は手に入りませんでしたが、100gほどの鉛の棒が手に入りましたので、これを二本200g分、ハンマーで叩いて伸ばし板状にしてレンズフードに巻きつけて見ました。
そのままではあまりにも格好が悪いので、鉛をまきつけた上から黒い絶縁テープを巻いて、さっそくテスト開始です。
これにより左手にもある程度の重量負担がかかるようになり、安定感が増し、
鉛による慣性モーメントの増加もかなり効果があるようで、
手ブレの発生率は、400ミリレンズには及ばないまでもかなり下がった感じです。

次はフォーカシングの問題ですが、この反射型レンズはF値が8で、400ミリレンズよりも一絞り分暗く、その分ファインダーが見にくフォーカシングの精度が下がります。
しかも通常型のレンズと違って絞り機構がないので、絞りを絞って被写界深度を深くする、という手法が使えず、ちょっとでもフォーカスがずれていると、そのずれがそのまま写真に反映します。
ということでいかにフォーカシングを正確に行うかがカギなのですが、
もう一度初心に帰って自分のフォーカシングの手順を見直してみました。
つまり、手持ちのメガネをいろいろと取り替えながら、カメラの視度調節を丁寧に調節してみたら、意外にフォーカシングの精度に差が出ることが分かりました。

その結果の一番良かったメガネを使って、慎重にカメラの視度調節をして、
鉛を巻いた500ミリ反射型レンズを持って、昨日再びテストに出かけました。
昨日はすばらしい晴天だったので明るさは充分あり
カメラのISO感度を800に設定してやれば、あまり手ブレの心配はしなくて良かったので、フォーカシングに神経を集中してテストを行いましたが、
その結果、慣性モーメントを増したレンズを使えばカメラブレはかなり抑えることが出来、フォーカシングに神経を集中できるので、結果として使える画像の歩留まりはかなり向上することが実証できました。

それにしても、絞りが使えないというのはやはりかなりのハンディキャップで、
今回の撮影画像の画質は殆どフォーカシングの正確さで決まっていて、
400ミリレンズで絞りを二絞りほど絞って撮影した時と比べると、もう一つきりっとしない画像が多いのは確かです。

でも、ちゃんと撮影できたときには、反射型レンズは色収差が少なく画面全体の画質が良いのと、400ミリに比べて画像が25%大きいことも有利なので、使いこなせるものなら使いたい、と思うのですが、もう少し使い込んでみないと、今のところはまだ何とも言えないようです。

昨日の成果から数点ご紹介してみましょう。

セアカハナドリ
セアカハナドリですが、かなり近距離での撮影です。

ハクセキレイ
ハクセキレイが公園のアスファルト舗装の上をあちこち飛び回っていました。大きな木の陰から一生懸命追いかけて撮影しました。この鳥はスズメのように「跳ぶ」のではなく、完全に「走って」いますね。

シマキンパラ
一羽のシマキンパラが、私の周りの草(イネ科の草に実がなっていたようです)の中を飛び回っていました(この写真の植物はその草ではありませんが)。












「フォトハイウェー」 に、今までに当BLOGに掲載した写真を、画像アルバム「チェンマイの野鳥」としてアップしております。
まだ、全部の作業が終わっていませんが、随時追加してまいります。
よろしかったらお訪ねくださいませ。
ただ、サムネイルから画像を選択してクリックするとあまり大きな画像が開きません。
スライドショウでご覧いただくと原寸大で表示されますので、できるだけスライドショウでご覧いただくのがよろしいかと思います。


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コメント

Re:その後の「新兵器」(11/09)

鳥の足先(足でいいんですよね?)
口をクチバシと言うように、何か言い方が
あるのなら教えてくださいね^^
その足先ですが、今まで鳥の足先を見る機会が
なかったので。。。意外と小ちゃくて
可愛いんだなと気がつきました
小さな足でシッカリ枝を摑んでいる所なんか
けなげで可愛らしいと思います
二枚目の、足を跳ね上げているのもひょうきんです
最後の写真の子の顔はどことなく
鷹を思わせるような風貌ですよね(カッコいいです)

Re:その後の「新兵器」

こんにちは、ikeです。
新兵器なかなかいいじゃないですか。手ぶれの克服なるほどと思いました。
素人考えですが、ライフルのように肩に固定する台座みたいなものは無いのかな?リモートケーブル使う手もどうでしょう。
あとはAFがつかえればいいですね。

Re[1]:その後の「新兵器」(11/09)

おかかごはんさん、こんにちは。
>鳥の足先(足でいいんですよね?)
>口をクチバシと言うように、何か言い方が
>あるのなら教えてくださいね^^
☆ 「あし」でよいと思いますよ^^
>その足先ですが、今まで鳥の足先を見る機会が
>なかったので。。。意外と小ちゃくて
>可愛いんだなと気がつきました
>小さな足でシッカリ枝を摑んでいる所なんか
>けなげで可愛らしいと思います
>二枚目の、足を跳ね上げているのもひょうきんです
☆ これは走っているんですよ。
まるで100mを10秒で走ってるみたいでしょ?
>最後の写真の子の顔はどことなく
>鷹を思わせるような風貌ですよね(カッコいいです)
☆ 角度の問題で、本当はインコの嘴にちかい、短い嘴です。
小さな木の実や草の実を食べやすいのでしょう。
-----

Re[1]:その後の「新兵器」(11/09)

ikeさん、こんにちは。
今使っているカメラには手ぶれ補正メカがついているので、今回の「ウェイト使用」で、手ぶれ問題はほぼ解決したのですが、フォーカシング精度の問題は解決できていません。
今回ご紹介している写真はほぼOKですが、その背後には膨大な数のピンボケ写真があるんです。
ジャスピンの写真がまあまあの確率で撮れるのは、よほどコントラストのはっきりした被写体が、明るいところで、じっとしていてくれている時だけ、という感じがします。
これでは、ちょっと実用的でない感じがしますので、このレンズはやはり私には無理なのかなあ、という感じです。
三脚を据えてじっくり撮影する方には良いレンズだと思いますけれど・・・。

☆ ライフルの台座のようなものは考えた人がいるようで、効果はあると思います。
大げさすぎて、もって歩くのはちょっと恥ずかしいかな。
>あとはAFがつかえればいいですね。
☆ 私は今のところ「飛びもの」を撮らないので、AFは余り必要を感じないんですよ。
私のように、木の枝に止まっている野鳥ばっかり狙っていると、AFだと、狙った被写体以外の、木の枝や木の葉にピントが合ってしまうことが多くて、がっかりすることが多いのです。
前後にAFを迷わせるようなものが何も無いときは、機械任せの方がMFよりも早くて正確なんですけどね。
撮影者の求める被写体だけを捕捉、追尾してくれる、人工知能のついたAFが欲しいです(笑)。
-----

質問!


>>二枚目の、足を跳ね上げているのもひょうきんです
>☆ これは走っているんですよ。
えっ!?鳥って走ることができるのですか?

泳いで、陸を歩いて、空も飛ぶ鳥は(名前は忘れましたが)以前、品川水族館で見ました。
形はペンギンに似ていて小さく、水中も潜り
ツバメのように空を舞います。ご存知ですか?




Re:質問!(11/09)

おかかごはんさん、こんにちは。
>>>二枚目の、足を跳ね上げているのもひょうきんです
>>☆ これは走っているんですよ。
>えっ!?鳥って走ることができるのですか?

★ ニワトリやハトは普通に(二本の脚を交互に前に出して)歩きますよね。
スズメなどは歩くというよりは(日本の脚を揃えて)ピョンピョンと跳びますね。
千鳥の仲間などは走るのが得意で、結構なスピードで駆け回りますよ。
>泳いで、陸を歩いて、空も飛ぶ鳥は(名前は忘れましたが)以前、品川水族館で見ました。
>形はペンギンに似ていて小さく、水中も潜り
>ツバメのように空を舞います。ご存知ですか?
★ 仰っている鳥が何かは分かりませんが、ウ(鵜)なんかも、もぐりが得意で空も飛びますし、もちろん歩きますね。
-----

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"クン・マルッ"は、タイ人の友達がつけてくれたタイ名前です。チェンマイで質素に隠居生活をしています。タイ生活の色々を出来るだけ写真入りで綴って行きたいと思います。色々な話題がありますので、検索してみて下さいね。

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