2017-08

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久しぶりのDoiPuiで新兵器のデビュー

毎朝、空を眺めてはため息をつくばかりでしたが、今朝は久しぶりに良く晴れて
西山のドイステープにも雲が見えませんでしたので、イソイソと支度をして
撮影に出発しました。

実は先月の末に日本から新しいカメラが到着しておりまして、なかなか天気がよくならないので
屋内でいろいろとテストを繰り返していたのですが、使い勝手もほぼマスターできたので
出撃のチャンスをずっと待っていたわけです。

今日は、まるで新兵器のデビューを野鳥が祝福してくれたみたいに、いつものフィールドに
到着した直後からいろいろな野鳥が現れてくれて、最高のデビューになりました。

アオムネハチクイ DSCN1444_R2
アオムネハチクイ DSCN1444_R2 posted by (C)MARUT


アオバネコノハドリ DSCN1424_TS
アオバネコノハドリ DSCN1424_TS posted by (C)MARUT

新兵器と申しますのは、今年の春にNIKONから発売された Coolpix P610 という
高倍率ズームレンズのついたコンデジです。
最高に望遠を効かせた時の焦点距離は258mmですが、センサーが2.3分の1型という
小型のものなので、望遠の度合いは(35mm判カメラの)1440mmに相当するという
恐ろしい望遠度を誇ります。

1000mmを超える望遠撮影というと、今まで照準の難しさ、ピント合わせの難しさ、
ブレの克服の難しさ、などで散々苦労してまいりましたので、
こんなカンタンな(しかも安い!)カメラで本当に撮影できるのかしら?と
半信半疑でしたが、価格コムの掲示板などでの評判は上々でしたので、
駄目でモトモトくらいの軽い気持ちで購入してみたわけです。

ところが、実際に使ってみたら、まずはレンズのシャープさにびっくり、
つぎに手ぶれ補正の効きがあまりに良いのにまたびっくり!

このカメラの届いた9月28日は、ちょうどスーパームーンの日で、運良く雲の間から
輝く満月が撮影できました。画質としては今まで500mmレンズを三脚に据えて撮影
した画像(約1000mm相当)にほぼ匹敵する画質でしたが、こちらは小さなカメラを
手持ちで、フォーカスも露出も機械任せのオートで撮影したもので、
正直なところ、私は今まで何のために苦労してきたんだろう?と大きなショックを感じました。

Super Moon 2015 DSCN0094_RS
Super Moon 2015 DSCN0094_RS posted by (C)MARUT
画像をクリックしていただいて、ぜひ「PHOTO蔵」の方で大きな写真を見ていただきたいと思います。


細かいことを言えば、安いカメラなので、一度連写すると次の撮影に掛かれるまでに
しばらく待たされる、とか、センサーが小さいのでISO感度を上げると急速に画質が
劣化するとか、ファインダー(電子ファインダーですが)がショボイ、とか
AEロックの機能がない、とか、ケーブルレリーズが使えない、とか、
まあいろいろあるのですが、カメラとして一番大事なポイントの「レンズ」は
極めて優秀で、手ぶれ補正もとってもよく効きますので、この二点だけで、
他の不満は全部霞んでしまうくらいです。

ただ、2.3分の1型センサーに1600万画素はちょっと無理があるようで、
1600万画素で撮影しても「塗り絵画質」がひどくなり、また細部の解像も
800万画素で撮影した画像よりも細部まで解像しているようには
見えません。

また、望遠鏡の分解能(例えば1000m先の被写体を見るときに
何ミリ離れた二本の線を区別することができるか、というような能力)には
レンズの口径による理論的限界があり、このカメラのレンズ(口径は40mm)で
1440mm相当の1600万画素で撮影することは、その理論的な分解能の限界を
超えているのではないかと思います。

と言うようなことから、私は「このカメラは800万画素に設定して使うのが正解」
と思います。

しかし、800万画素で使う限りは、このカメラの威力は全く大したもので
たかだか40mmしか口径のないレンズで、ここまでの望遠撮影が出来る、
ということを予想していたカメラファンはほとんどいなかったのではないでしょうか。

近い将来、このカメラに高級機種の操作性を加えたような機種が出てくれば
野鳥撮影家の多くが使っている「大型の一眼レフカメラに大口径の
超望遠レンズ(車が買えるくらいのお値段ですが)」は随分出番が少なく
なることでしょう。(もちろん、そういう高級レンズには価値がなくなる、と
申しているわけではございません)

というようなことでございまして、我が家においても、将来の「撮影機材の向上予定」に
関するロードマップは根底から考え直さざるを得ないと思い始めたところです。



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コメント

優れものですよね!
小さいのに高性能!何より軽いのが最高!
連射にはちょっと弱いですがさすがニコンですよね!
でもレリーズ使いたいですね・・・そのうちまた進化しそうです!

> 優れものですよね!

喜代子さま
いつも有難うございます。
今回のカメラですが、いろいろと不満がないことは無いのですが、
こんな小さな、軽い、安いカメラで、いとも簡単に高品位の超望遠撮影が
できるなんて、今までの私はいったい何のために苦労をしてきたんだろう?
老兵は去るときが来たのかも・・・・とショックを受けています。

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"クン・マルッ"は、タイ人の友達がつけてくれたタイ名前です。チェンマイで質素に隠居生活をしています。タイ生活の色々を出来るだけ写真入りで綴って行きたいと思います。色々な話題がありますので、検索してみて下さいね。

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