2017-05

高倍率コンデジでアカハラシキチョウを撮影しました

ソンクラーンの喧騒が終わったので、一週間ぶりのドイプイに出かけました。
スモッグは、一時のことを思うとずいぶん良くなってはいるのですが、
下界から見る西山はまだいくらか霞んでいますし、山の中腹の展望台から
見下ろすチェンマイの街の眺望も、かなり霞んでいます。
完全にスモッグが去るには、2-3度の本格的な降雨が必要なようです。
(今月に入って、10mmを超えるような降雨は一度もないように思います)

でも、8時ごろ現地に着くと、青空はまだ白っぽくて、深い青色には
なっていませんでしたが、気温は下界よりもかなり低かったようで、
とても涼しくて快適でした。

でも、すでに渡り鳥は完全に去ってしまったようで、常連さん以外の
野鳥にはなかなか出会えず、今日は様子見だけに終わったかな、と
思い始めた頃、青黒い上半身に赤い腹、尾の長い25センチくらいの野鳥が
一羽現れて、私から余り遠くない枝に止まってくれました。
アカハラシキチョウ(White-rumped Shama)のように見えたのですが
その特徴の背中の下部の白い部分が見えなかったので、ひょっとしたら
別の種類(初見?)の可能性もある、と考えてまずは撮影に掛かりました。

距離が10m少々でしたので、三脚に据えた長玉ではなく、手持ち用に
肩から下げていた高倍率コンデジ(パナソニック DMC-FZ200)
の方で撮影したのですが、このカメラは、画角で言うと最大600mm
相当にズームできるレンズを備えて、しかも一秒間に12コマの連写が
可能、というユニークな機種です。
「AFでピントを合わせては5-6枚連写」を何度も繰り返して
10分くらいの間に300コマ近く撮影しました。

これだけ撮影したのだから、何枚かはバッチリ撮れていることだろう、と
楽しみに帰宅して、さっそくパソコンに取り込んでチェックを
始めました。

野鳥の種類は、やはりアカハラシキチョウで、おニューではありません
でしたけれど、それはともかくとして、期待に反して、細部まで鮮明に
写ったコマが殆どないのです。
撮影データをチェックしてみると、最後に野鳥が明るいところに出て
くれた時に撮影した数コマだけがまあまあ鮮明に写っていて
そのコマのISO感度は100で、ほかのコマ(殆どのコマ)は
ISO感度が400になっていました。

長玉用に使っているマイクロフォーサーズのミラーレスカメラ
(パナソニック DMC-GH2)では、ISO400や800では
殆ど画質の低下は感じられず、場合によってはISO1600や
ISO3200でも実用画質が得られるのですが、2.3分の1型
という小さなセンサーのカメラではISO400でも、かなり
画質の低下がかなり激しいように感じました。

まあ、今回の写真は、かなりトリミングをしているので
(面積で3分の一ほどを切り取っています)、そのせいもあるのですが、
野鳥の撮影では充分に近寄って画面いっぱいに撮影できることはマレで、
いつも大なり小なりのトリミングは避けられないので、
トリミングによる画質の低下が激しいのは大きな痛手です。

FZ200と言うカメラは、手軽にAFでバリバリ野鳥の撮れる
面白いカメラなのですが、明るさが充分でない時、つまり
ISO感度を高めに設定せざるをえない環境の下での撮影で、
大きめのトリミングが必要になると、かなりひどい画質になって
しまうことを覚悟して使う必要がありそうです。


アカハラシキチョウ(White-rumped Shama) P1130625_Rs
アカハラシキチョウ(White-rumped Shama) P1130625_Rs posted by (C)MARUT


アカハラシキチョウ(White-rumped Shama) P1130577_Rs
アカハラシキチョウ(White-rumped Shama) P1130577_Rs posted by (C)MARUT
上の二枚は、ISO400で撮影、面積で三分の一ほどを切り取るトリミングをしています。



アカハラシキチョウ(White-rumped Shama) P1130716_Rs
アカハラシキチョウ(White-rumped Shama) P1130716_Rs posted by (C)MARUT
ISO100で撮影、これも上の二点と同様のトリミングをしています。




*************************

《写真を大きなサイズでご覧いただくためには・・・》
最近当BLOGに掲載した写真は、すべて「PHOTO蔵」に
いったんアップロードして、それとBLOGをリンクさせる形で
掲載しています。
BLOG上の写真をクリックしていただくと「PHOTO蔵」の
WEBサイトにジャンプしますので、そこでもう一度写真を
クリックしていただくと、より大きな画像が表示されると
思いますが、その写真の上部に何種類かの表示サイズを選べる
リンクがありますので、その中の「元画像」をクリックしていただくと、
アップロードした際の大きさの写真で細部まで鮮明にご覧
いただけますので、ぜひ「PHOTO蔵」で大きなサイズの写真を
ご覧いただければ、と思います。

また、過去に撮影した野鳥の写真を140点ほど
「FLICKR」の方にもアップロードしています。
こちらは直接BLOGとはリンクさせておりませんが、
下記のURLにアクセスしていただくと、今までにアップロード
した画像が一覧でご覧いただけます。
大きいサイズでご覧頂きたい写真があればその写真をクリック
していただいて、次の画面で、写真のすぐ上にある語群の中ほどに
ある「ALL SIZES」をクリックしていただくと、大きなサイズの
写真が表示されます。
よろしかったらちょっと覗いてみて頂いて、ご意見など
頂戴できたら幸甚に存じます。
URLは下記の通りです。

 http://www.flickr.com/photos/marut944











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コメント

日本は山桜、八重桜のシーズンです

MARUTさんこんにちは、最近里村にある樹齢400年とかの山桜を見に行き、その堂々たる幹と大きく広がった光り輝く花々に少し感動しました。
高級そうな一眼レフを持った熟年世代の人たちが満開の一番いい日を目指して2,3日おきに来ているようで、どの道にも先達がいらっしゃるもんだと感心しました。
私もそれなりの角度から10枚程度は撮りましたが、なんか花のひかりが失われていて、ビギナーなりの残念な結果でした。MARUTさんのうんちくも参考に練習したいと思います。

キャノンも・・・

私も最近はニコンのでかいのは重いので
キャノンのコンデジを主に使っていますが
やはり日の光が少ないとよくないですね~
それと飛びものは難しいですね!
でもその軽さにひかれてつい頼ってしまっています。

アカハラシキチョウの目のかわいいこと!!!

こんにちは、FZ200もお持ちなんですね。私はベランダからの試し撮りですので、実戦では色々と問題が出てくるようですね。今キャノンのSX50とソニーの300Vの三つ巴で悩んでいます。またちょくちょく拝見させていただきます。

> 日本は山桜、八重桜・・・

渡り鳥 様
いいですねぇ・・・・樹齢ン百年の山桜!私もお目にかかりたいものです。
最近、日本では私と同様の高齢のカメラマンが増えているようで、
喜ばしいことと思います。
カメラやレンズはお金を出せば良いものが手に入りますが、
腕の方は勉強と練習が必要なので、機材に恥ずかしくないように腕を磨かなければ、と思って
日夜頑張っています。

> キャノンも

喜代子 様
良い機械は重くて高くて・・・、でも軽い機材では何か物足りない点が・・・・困った物ですね。
私は最近、マイクロフォーサーズのカメラで300mmズームレンズ(画角は600mm相当)を
試しているのですが、「一眼レフに望遠レンズ」よりははるかに軽くて、
「高倍率コンデジ」よりはかなり画質が良くて、その割には余り大きくも重くもならない、
という事で、手持ち撮影用の機材はこれに落ち着きそうな感じです。
そうなると高倍率コンデジは処分の方向・・・・と言うことになりそうです。

> FZ200も

たつみ様、こんにちは。
手持ち撮影用の機材についてはずっと試行錯誤の連続なんですよ。
FZ200はとてもよく出来た機械だと思うのですが、これであと高感度画質が
もう少し良かったら合格なんですが、その一点が、どうにも許容しがたくて悩んでいます。
でも、今回お世話になった300mmズームとGH2の組み合わせが結構イケそうな感じで、
その割にはカサはFZ200と大差ないので、これから本格的な実用テストをしてみようと考えています。
これがOKなら大変嬉しいことですが、今度はMFTのBODYがもう一台必要になります。
貧乏隠居の悩みは尽きません(笑+涙)。
またお見えくださいね。

SUBとして欲しいですね

600g弱のカメラで、これだけの絵が撮れれば充分じゃないですか?
大きくて重たい大砲はお気軽に持ち歩けないので、シャッターチャンスは限られてしまいますが、毎日連れて歩けるコンデジだと色んなチャンスにめぐり合えそうですね。

> SUBとして欲しいですね

Ash さん、お久しぶりです。
天候が悪かったり、痛風の発作に見舞われたりして、更新が
滞って失礼しております。
今回の記事の写真程度の写真が安定して撮れれば良いのですが、
今回のように恵まれた状況(割と明るくて、野鳥までの距離が比較的近い)で野鳥が撮影できることはなかなか無いのです。
という事で、長年使ってきているパナのミラーレス機に同じくパナの
100-300mmズームを試して見たところ、画質に関しては100-300mmズームのほうがはるかに良いことがわかって、嵩と重量に関しても、デジイチよりははるかに有利ですので、FZ200は処分して、「G5+100-300mmズーム」が、手持ち撮影用のメイン機器になりました。長年MF専科でやってきましたが、これで手持ち撮影に関してはAF化ができました。次の課題は三脚・超望遠のほうのAF化ですが、これは資金調達が難題で、実現はまだかなり先のことになりそうです。
痛風は、ほぼ完治しましたので、ぼちぼち、また撮影に出かけようと考えております。

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Author:Khun Marut
"クン・マルッ"は、タイ人の友達がつけてくれたタイ名前です。チェンマイで質素に隠居生活をしています。タイ生活の色々を出来るだけ写真入りで綴って行きたいと思います。色々な話題がありますので、検索してみて下さいね。

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