2017-05

初めてのカイツブリ (附)EXズームについて一言

先日ご紹介したバンやリュウキュウガモを撮影したチェンマイ大学
メーヒアキャンパス内の池で、見たことのない感じの野鳥が二羽、
100mほど先の水上に浮かんでいるのを見かけました。

カメラをセットして、ファインダーの倍率を最大に上げて観察したところ
やはり見たことのない野鳥です。
さっそく撮影にかかったのですが、なにせ100mの距離ですので
500mmレンズに1.4倍テレコンを装着しての撮影でも小さくしか
撮れませんでした。

帰宅して資料を調べたら、カイツブリのようです。
カイツブリはタイでは全土にいるらしいのですが、何故か今まで
出会ったことがなく、今回が初めての撮影となりました。
でも、ここに住みついているカイツブリであれば、そのうちもっと
近距離から撮影できる機会があるでしょうから、その時が来るのを
楽しみに待つことにいたしましょう。

カイツブリ(Little Grebe) P1040274_R
カイツブリ(Little Grebe) P1040274_R posted by (C)MARUT


ご紹介する写真は、元の画像から1200x900ピクセルを
(ピクセル等倍で)切り取ったものでリサイズはしておりませんので、
PHOTO蔵の方で「元画像」を見ていただくと、ピクセル等倍の
画像をご覧頂くことになります。

ちなみに、この写真の画角を35mmカメラ用のレンズの焦点距離に
換算したものを計算してみますと

使用レンズが500mm、それに1.4倍テレコンで700mm相当、
センサーのサイズが35mmフィルムの約二分の一(面積では四分の一)
のマイクロフォーサーズなので、画角は半分になり、相当焦点距離では
2倍の1400mmになりますが、カメラのEXズーム(下記註)を
1.4倍にセットしましたので、1400x1.4=約2000mm相当、
と言うことになりますね。
そういうセッティングで撮影した画像の元サイズ(2816x2112)
から1200x900ピクセルを切り取っていますので 2.347倍で
最終的には35mmフィルムカメラで4694mmのレンズを使用して
トリミングをしなかったときの画角に相当する、といういうことに
なりましょうか。

こんな計算をしてみても、余り意味のあることだ、とは思いませんが
デジスコ(フィールドスコープ+コンデジ)の解説などでは換算焦点距離を
よく目にしますのでそれらとの比較の意味と、30年前の500mmレンズ
がこういう使い方で活躍している、ということをちょっと知って
いただけたら、と思いまして・・・。

私の使用しているこの500mmレンズはもともと35mmフィルムを
使用するカメラのためのレンズですので、このレンズが、当時のカメラに
必要とされた性能をはるかに上回る性能を持っていて、
フィルムカメラよりもはるかに高解像力を要求する現代のデジタルカメラ
に使用しても、これだけの高性能を発揮してくれることに関しては、
当時の日本の光学技術に、心の底から感銘と尊敬の念を覚えます。

(注釈)パナソニックで「EXズーム」と呼んでいる仕掛けについて、
蛇足をひと言。
パナソニックでは、センサーの中央部分の画像だけを切り取った画像を
出力画像に利用する仕掛けを「EXズーム」と呼んでいます。
センサー上に結像した画像の中央部だけを切り取って出力画像として
利用すれば、写る範囲が狭くなったぶん、焦点距離のより長いレンズで
撮影したのと同じ結果となり、ズームアップしたのと同じような効果が
得られます。
でも撮影された画像の画質に関しては、普通に撮影した(センサー全体の)
画像を、後で中央部だけトリミングした画像と同じですので、半分は
ごまかしの様な感じがしないでもないのですが、でも、どうせ後で
トリミングをしなければいけないことが分っているような環境で撮影
する時には、最初からトリミング後の構図を想定して撮影出来る方が
便利ですし、「EXズーム」をオンにして撮影する方がファンダーを
通して見える画像が大きく見えてフォーカシングが易しいので、
私はこの「EXズーム」をしばしば利用しています。

言い換えると、撮影した画像の質に関しては「EXズーム」を使っても、
「EXズーム」を使わないで撮影して後でトリミングしても、
基本的には変りはないのですが、ファインダーの見え方については、
「EXズーム」を使うと、EXズームの倍率(1.4倍と2倍の
どちらかを選べます)分だけ長いレンズを使ったのと同じ大きさに
見えますので、動き回る野鳥をMFで撮影することの多い私には、
いちいち「拡大フォーカス」に切り替えなくてもそこそこの精度で
マニュアルでのピント合わせができる「EXズーム」はかなり重宝
なのです。










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"クン・マルッ"は、タイ人の友達がつけてくれたタイ名前です。チェンマイで質素に隠居生活をしています。タイ生活の色々を出来るだけ写真入りで綴って行きたいと思います。色々な話題がありますので、検索してみて下さいね。

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