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2024-03

ADSLが復旧しました

去る5日の午後から使えなくなっていたADSLだが、昨夜やっと回復した。
結論から言うと、原因は私のADSLモデムの故障だったのだが、プロバイダーのサービススタッフの対応の悪さが解決を遅らせたようだ。

 昨日の午前中電話した時に応対してくれたテクニカルサービス(以後TSと略します)の人が徹底的に付き合ってくれたお陰で無事解決したのだが、それまでは何度電話しても一方通行で誰も誠意を持って対応してくれなかったようだ。
最初にTSの電話した時は、私が症状についてしばらく説明した後「どうも電話会社のほうのトラブルのようなので、そちらに連絡しておきますので、2-3時間経ってまた接続してみてください」だった。いくら待っても使えないので、翌日再度電話したら、「このトラブルはお宅だけではないようだ。電話会社と相談しているのでもうしばらく待って欲しい」という。その辺りで完全に電話会社の方のトラブルと信じてしまった。
(症状は、ADSLラインは接続が確立できているのだが、PPPoEサーバーの接続が出来ないというものだ。パスワードが違っている時などと同じ現象である)
電話するたびに私は「とにかく、何か分かったら知らせて欲しい」と頼むのだが向こうからは全然電話はかかってこなかった。
「今、うちのTSのxxが電話会社と話し合いをしている。今夜必ず電話すると言っておりますのでそれまでお待ちください」というのもあった。向こうからは全然回答は無いまま、昨日再度プロバイダに電話して、「xxさんはいないか?電話をくれると言うんだが全然かかってこないよ」と言ったら、「xxは今日は非番なので別のTSと替わります」と言って別の人が出てきた。その彼がついに問題を解決してくれたのだ。

最初は、型どおりこちらの設定を再確認したり、モデムの自己診断の結果など昨日までの経過を話したりした。「前に話した人は、恐らく電話局側に何か問題があると思うので、電話局の技術者と話し合いをしていると言ってたよ」と言ったら「そうかもしれませんが、一応すべての可能性を考えて、一歩ずつ進んでいきましょう」と言い、分かりきっている筈のユーザーネームやパスワードの再確認まで行ったのだが、なんとパスワードの一文字が私の知らないうちに変っていたのである。
(この原因は未だに解明していない。おそらくTSの誰かが、私の設定・・・プロバイダー側の・・・をやり直し、その際に私のパスワードを間違えて入力したのだと想像する)
パスワードを彼の言うとおりに変えてふたたびトライしたがやはり繋がらない。
そうしているうちにモデムの web configurator が表示できなくなった。
ipconfigでネットワーク接続をチェックしてみたら、なんとモデムが応答していない。ケーブルを変えても、モデムをリセットしてみても、別のLANカードに繋いでみても駄目。ありゃ、モデムが壊れた!と言う事で、すぐにモデムを買いに走った。
そこで、彼に「どのモデムが良いのか?汎用品でよいのか?」を確認した方が良かったのだが、まあ今まで使ってたやつも、二年前にKSCと初めてのADSL契約をしたときに貰ったやつで、その後のTRUEでも、今のプロバイダーでも問題なく使えていたのだから、汎用品で問題なかろうと勝手に判断して、適当なルーターモデム(BILLION製 2700B)を買ってきた。

早速接続して設定を行ったのだが、やはりADSLは繋がらない。
web configurator の自己診断の結果はやはり同じである。
もう一度、同じ彼に電話して、モデムを新品に交換したが回復しないことを伝えて、色々なやり取りをした後、やはり電話局側に問題がありとしか考えられないので、電話局のテクニシャンと相談してみますのでしばらく待ってください、という。
「今まで後で電話すると言われて、かかってきた事が無いんですが・・・」と言ってやったら「私は信用してください。必ず解決しますから」と言ってくれたので「わかった。よろしく頼む」と言って切った。

その後すぐに電話局のテクニシャンから電話がかかってきて、今までの経過を簡単に説明したら、「そのBILLION社のモデムはうちでは使えない事になっているんです。A社とB社のモデムなら動作を保証していますが」とびっくりするような事を言う。方式の違うモデムを買ってしまったのならともかく、今まで問題なく使っていたモデムの機能はすべて備えているモデムなので、「そんなバカな!このモデムは世界中で標準規格で使われているモデムだよ。それが使えないなんて、お宅の会社はそんなにユニークなのか?」と言うと、「ちょっと待ってください。何とかなるかもしれないので・・・」といった後「これでもう一度試してみてください」と言う。
そこで、もう一度試してみたら、なんと「繋がった!」
「本当は、してはいけない事になっているのですが・・・・」と言いながら何かの設定を変えてくれたようだ。彼に丁寧に礼を言って、再度プロバイダーの彼に電話して「お陰で、すべて元通りになったよ、本当に有難う。ほかのTSも貴方と同じように責任感とサービス精神を持って対応してくれたらよかったのだが、それが残念だけど・・・。」と礼を言った。

ようやくこれで4日間に亘るプロバイダーとのやり取りが終わった。
結局、原因は私のモデムの故障だったようだ。モデムの web configurator が使えなくなる以前から、すでにどこかが悪くなっていて、ネットに繋がらなくなっていたのだと思うが、プロバイダーのTSが早めに「こちら側には異常は無いので、モデムの不良が考えられます」と言ってくれていたら良かったのだが、なまじ「電話局側に問題がありそうだ」とか「電話局と話し合いをしている」と言いながら結果を全然伝えてくれなかったので、いたずらに時間ばかりを空費する結果になったと思う。
あるいは、本当にその間にプロバイダーや電話局の設備に何らかの異常があったのかもしれない。

タイのサービスと言うものについて、またまた考えさせられた事件であった。
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"クン・マルッ"は、タイ人の友達がつけてくれたタイ名前です。チェンマイで質素に隠居生活をしています。タイ生活の色々を出来るだけ写真入りで綴って行きたいと思います。色々な話題がありますので、検索してみて下さいね。

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