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2005-07

恐ろしい電蝕現象

昨日のことであるが、庭の池の水に流れを作るためと空気を補給するために使用している水中ポンプが止まっていた。
今年の二月に買ったばかりでまだ半年も使っていないのにおかしいな、と思いながら、そのポンプを手にとって眺め回していたら、簡単に分解が出来ることがわかり、円柱形の磁石とプロペラが一体になった回転子を外す事が出来たのだが、同時に両端の尖った編み針のような金属棒(写真)が出てきた。
はて、これは一体何のための部品だろうと頭をひねったのだが、回転子の一端と接する辺りのプラスチック部品に3ミリくらいのステンレス棒の断片のようなものが嵌っていたので、それを外して良く観察するとその一端に融けたような跡がある。
こういう金属の表面が融けた現象はどこかで見たような記憶があるぞ、そうだ電蝕だ。
ずっと以前、コンクリートに埋設した水道の鉛管から漏水があって、コンクリートを壊してみたら、鉛の管の鏡面がまるで虫が這った後のような形で薄くなっていて、一番薄くなった部分に穴が開いていたのを見た経験がある。
薄くやせたところの表面は非常に滑らかで、まさに融けた後のような感じであったの思い出した。何らかの原因で土の中やコンクリートの中を流れる微小な電流によって電気分解された金属が水中に溶け出していく現象で、電蝕と言うのだと教わった。
今回も、針のように細くなったステンレス棒の一端と、プラスチックの中に残っていた一部の先端は一致するので、電蝕が進んだ結果細くなった部分が折れたものだと思われる。
なるほど、この細くなったステンレス棒はもともとは3ミリの長いステンレス棒で、それが回転子の中を貫通して回転子を支持して、その外側を回転子が回転していたのだが、電蝕によって徐々に細くなり、編み棒のようになってついに折れたと言うわけだ。久しぶりに電蝕の恐ろしさを思い出した。

早速、買ったお店に行って、交換部品はないかと聞いたが、無いと言うのであきらめて新しいのを買って帰った。

なぜ、淡水中で使っているこのポンプに電蝕がおきたかは不明だが、
この水(井戸水だが)には電解質が多く含まれているのか、池の周りのどこかで軽い漏電があるとか、そんなところではないかと推測している。

それはさておき、このポンプは500円くらいの安いもの(中国製)だったのだが、回転部分には全く電気は接続されていないシンプルな仕掛けで、なるほどこういう簡単な構造だから安く作れるんだなあ、と感心した。
今回の電蝕さえなければまだまだ長期間の使用に耐えられたと思う。

2005/11/22 追記
解決法が見つかりました
電蝕事件 解決しました

電蝕
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Khun Marut

Author:Khun Marut
"クン・マルッ"は、タイ人の友達がつけてくれたタイ名前です。チェンマイで質素に隠居生活をしています。タイ生活の色々を出来るだけ写真入りで綴って行きたいと思います。色々な話題がありますので、検索してみて下さいね。

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